cavico様よりプラキットが発売されているにも関わらず、当方でのガレージキット発売にご快諾いただきましたNZ INDUSTRIAL mars1941様(Twitter:@kampfriesenmars)をはじめ、人型重機プラキット化クラウドファンディングにご支援された方、製作・発売・販売・購入に携わったすべての方々に感謝致します。3Dと名の付くものに懐疑的だった私がプリンタとCADソフトを使い、ガレージキットを作ることになったのも皆様のおかげです。
人型重機との出会い(2018)
私が人型重機を知ったのはプラキット発売の少し前でした。子供の頃から好きだったドイツAFVであること、1/35スケール、ヒロイックすぎない性能設定と無骨なデザインに、燻っていた模型作りたい魂が再燃し興味を持ちましたがクラファンが終わったタイミングでプラキットは発売前でした。ネットで検索、展示イベントに赴いて様々な作例を拝見して日々悶々としていましたが満を持してプラキットが発売され(2018/11)、手に入れてカチッとした作りに感動。ほぼ同時に公式解説本も手に入れ、人型重機の物語がはるか昔に創造されていた事にも驚きました。人生二度目の同一品多々買いになりました。(何の因果か一度目は1/35 Ⅳ号戦車でした)
ファクトリーへの助走(2019~)
スケールが合いそうな武器や車両と組み合わせて遊んだり、プログラム可能なマイコンを導入した物を作成して模型イベント(KCF2019)にも初参加しました。その後も小型マイコン・バッテリを内蔵し単体で発光するギミックを組込んだり、自宅の撮影ブース兼プレイベースで楽しんでいました。
様々な方の作例を見かける機会も増えました。解説本や追加キットで紹介されいたモデルを作られる方や CADで小さな人型重機を作成し販売される方、有名作家様の作例、公式様もコミカライズ用インテリアを作成されておりそれらを拝見するうち、自分の作品や遊びに盛り込みたい気持ちと伴わない技量で悩む様になりました。公式様からのインテリアパーツや武器セット、ハンドパーツセットの発売を望んでいたのもこの頃です。
ネットでデータ販売の話をチラホラ見かけるようになり、小さな人型重機もいずれやデータで販売されたり、パイロットやクルーのフィギュアも出てきたら色々印刷して遊べると3Dプリンタの導入を考えはじめました。teccotoys様のプリントデータを購入して3D出力サービスに依頼したり、必要な情報を集め、思った様に出来なければ早いうちに一式を手放すつもりで2021年冬、入門用3Dプリンタ一式を購入。
最初の目的はⅣ号の肩のシャックルパーツを可動にする事。ほとんど触ったことのないCADソフトもネットで使い方を学び、ノウハウもネットで調べてチャレンジしました。思ったよりうまく作れて、その製作過程のトライ&エラーな作業を楽しく感じ新たなパーツ製作へ進みました。展示イベントで憧れのプリンタメーカー様に自作パーツを見ていただいて「調整大変だったでしょう」とお褒めいただいた事も大きな力になりました。我流ですが色々覚えたり、フィードバックをネットに行う事を心がけました。長い助走を人型重機が引っ張ってくれたのです。
イズミサノファクトリー始動(2022晩秋)
自分用に破損したパーツやオプション品を色々作っていましたが、mars様よりなんと販売許諾を頂く事に!!「人型重機は自由」なのですが販売まで許諾いただくとは本当に驚きでした。可動ハンドパーツや可動シャックルなど販売開始し沢山の方に買っていただいて作って売る楽しさを味わうことが出来ました。何処かのわからんヤツのキットを購入していただいて喜びひとしおで感謝しております。これも「人型重機のチカラ」か... いやお届けしたサンプルや私の投稿をSNSで拡散いただくという、許諾してもらったのに宣伝までしてくれて何なんだアンタ!な素敵サポートをして頂いてるmars様、プラキット発売されているcavico様のおチカラですね(^-^)
「イズミサノファクトリー」の由来は、私の工作がSNSで工場・工廠(軍隊直属の軍需工場)の呼び名を頂戴していたからです。生まれ育った街の名前を冠している事を何か誇らしく思いました。最初は漢字のままと思いましたが、泉佐野市は戦後出来た(以前は佐野)事や、日用品パーツなど色々な物を販売する可能性もありますので、21世紀になっても事業は継続しており、「IZUMISANO FACTORY」と名乗って兵器以外の製造も行っている設定で命名しました。
Ⅳ号人型重機全身モデル作成(2023)
前年末、思いついた胸部インテリアコンバートキットを作る目的で年がスタート。解説本とコミカライズ用コクピットの写真を何度も何度も見返し試作を繰り返す中オリジナルパーツが増え、自己解釈部分多いですが「Ⅳ号人型重機I型」として1/35全身モデルを完成させるに至りました。その過程で出来たデータを縮小改良する事で1/72スケールのⅣ号人型重機をつくり、9月から販売しておりました。また、私の作成したデータを利用して頂き、mars様のイベント卓で1/72スケール人型重機の販売も行っていただきました。
Ⅲ号人型重機全身モデル作成(2024)
1/35でデータを起こし1/72にスケールダウン、バランス調整やアイデアを煮詰める流れが自分の中で確立しました。1/35Ⅲ号人型重機も自己解釈満載ですが全身モデル分のデータを作成、1/72スケールのⅢ号人型重機も4月より販売、1/35プラキットコンバージョンパーツとして「飛行ユニット搭載型」セットも合わせて販売しておりました。
これから
35シリーズはmars様がガレキとして展開される事になりましたので同スケールの販売はパーツ類のみの予定です。自分が気に入った機体を購入して小スケール化して遊んだりBoothで販売の予定です。他にもプレイベースの改良や勝手外伝の整理も続けつつ、携行火器、オプションパーツ、外伝に沿った装備や車両、火星側の兵器など追いかける物は無限にあります。各部位を製作しておけば新しい重機を作る際の布石になるでしょう。
別スケールやクラファンの頃に描かれた沢山のIFを盛り込んだ物語が作れたらと思っております... レジンが扱いやすい季節の集中して作業することになりそうですが...
人型重機の世界はまだまだ続きます...