この7年で変わり果てた世界の機械たちの勢力図
ドイツ/日本 Riesen Panzer
WWII発祥の最もスタンダードな人型重機。堅牢さと拡張性が特徴。カスタマイズされ世界各国で運用されている。その多くはエンジン駆動で人間が運用するが自律ユニットを搭載可能で無限コア駆動、自我を持つ個体が多い。
中国 天工智能(Tiangong Zhineng)
「天工の人形」と俗称される人間サイズの汎用ドロイド。クラウド管理による低コストと量産性で大戦前の労働市場を席巻した。世界中の家電メーカーがOEM品を販売していた。 母艦を失った今、追加自律AIユニットを搭載した個体がその過剰な使命感から暴走することがある。個々の機体はあくまで全体の「駒」である。
アメリカ アトラス・ダイナミクス(ATLAS Dynamics)
超古代技術を応用した高性能ドロイド群。人工筋肉による卓越した機動性が特徴。無限コアに酷似したユニットを搭載している。フラッグシップ機「Warden」は単機で戦況を覆す力を持つ。「与えしものたち」の人型兵器への切り札として生産されていた。α-1などの動物型ドローンもこのメーカー製である。